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連休中の出来事

長めだった連休も終わり。
特に予定もなかったのですが連休前に友人のご主人が亡くなり、連休中はバタバタと過ごしていました。

友人は韓国人、ご主人は日本人。
ある程度日本で暮らし、簡単な日常会話程度が可能な彼女も日本での葬儀は初めて。
しかもそれが送り出す側、喪主となれば更に大変です。
ご主人の親族は遠方に住んでいるので、すぐに駆けつけると言っても時間がかかります。何か出来る事があればと、弔問を兼ねて他の友人と共にお手伝いに行って来ました。
葬儀は日本式でありながらも韓国式な要素もあり、不思議な光景でした。
訃報を聞いて、私も気が動転。
親族に亡くなった人がいても、両親が対応していたのでまず何をすれば良いのかすら分かりません。すぐに実家に連絡をして手順を大まかに聞き、日本語と韓国語でメモを取って彼女の元に向かいました。
私が訪れた時には既にご主人の友人や関係者が駆けつけていて、私がメモした内容の事はほぼ完了していました。

亡くなったご主人は納棺士によってお化粧をされ、黒いスーツを着て布団の上に横になっていました。
枕花も知り合いの花屋さんにお願いすると、「○○さんは明るくて、賑やかな事が好きな人だったから菊の花ばかりじゃ○○さんらしくないので。」と紫や白いバラ、ユリを混ぜて枕花としては華やかなアレンジにしてくれました。
葬儀会社の方から「お供物の準備をするのでご飯と、ご主人の好きだった物を準備して下さい。」と言われました。ご飯は無かったのですぐに炊いて、好きだった物はキムチと焼肉だと言うのでそれを準備。供物にキムチ?焼肉???と思ったので葬儀会社の方に尋ねると「韓国の方の葬儀も何度か経験してますけど、好きな食べ物って言うと結構そういう物を言うんですよ。故人の好きな物ですし、大丈夫ですよ。」と。
匂いが強く、日本人ばかりの弔問客が驚くからラップを二重にし、生肉を置くわけにはいかないので肉も数種類焼いて、韓国式に高めに積み上げる様な盛り付けをしてからラップをしてお供えしました。果物は韓国式にすると上の部分を少し切ってお供えするのですが、腐敗が進みが高いので日本式にお皿に盛ってお供えしました。

その後、少しずつ弔問客がやって来ました。
私達もお線香をあげようと、友人に言うと「屏風が無いよ!」と言うのです。韓国では亡くなった人の遺体を見る事が出来るのは身近な親族のみ。遺体の横に屏風を立てかけ、お線香をあげたり、クンジョルというお辞儀をしたりするそうです。他人の亡くなった姿を見るのは初体験。親しかった友人が顔をなでたり、手を触ったりする姿を見て韓国人の友人は驚いていました。ショックが大きかったのか、真夜中に「まだドキドキして眠れそうにないけどオンニは大丈夫?」と電話がありました。

彼女とご主人の間には幼稚園に通う娘が1人います。
娘にパパを見せる、見せないという意見が日本人、韓国人の間で真っ二つに分かれました。
日本人は「パパっ子だったし、納棺前の布団に横たわっている姿を見せるべき。大きくなった時に何故見せなかったのか?と本人から聞かれたらどうするの?」と言い、韓国人は「絶対に見せない方がいい。小さい子供の心に傷がつく。かわいそうな思いはさせたくない。」と。
見せない方向で進むのかな?と思いきや、ご主人のお母さんと話し合った結果見せる事になりました。戻って来て「あのね、パパね、具合が悪くてお布団に寝てたの。でもね、パパはお布団にいるけどいないの。お空の国に行ったんだよ。パパにバイバイしたよ。」と言っていました。残酷だったかもしれません。でも彼女なりに父の死を受け止めた様です。

通夜は翌日、葬儀は翌々日、一般的な斎場で日本式に行われました。
亡くなった当初は「何が何だか、何をどうするのか、どうしていいのか分からない」と泣き叫び、震えが止まらなかった彼女もひとつずつ何かを済ませると共に、落ち着きを取り戻して来ました。彼女はどうなってしまうんだろう?と心配しましたが、ひとまずは安心。
葬儀が終われば全て終了ではありません。遺品の整理や各種手続きなど、やらなければならない事は山盛り。簡単な日常会話が出来る彼女でも手続きは大変なので、少しお手伝いをしています。通訳するにも年金や銀行の事などを私が理解してからでなければいけなかったり、日本独自のシステムもあって彼女に納得してもらえる様に説明しなければならないので大変です。家族がいるので、いつかは私も彼女の立場になる時が来るでしょう。思いがけない勉強です。
市役所や銀行を今日も駆け回ります。
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Comments

ご愁傷様です
こっちでも冠婚葬祭って大イベントで大変なのに・・・ご苦労さまでした。
韓国人のお友達も少しは落ち着いたかしら?

悲しむ時間もなく慌しく動いていたのでしょうか?

私も日本人歴長いですけど、いきなり家族に旅立たれたら超!困る!
何から手をつけていいのやら・・・って感じです。
何か私で役に立ちそうでしたら、いつでもお声をおかけくださいな。
Posted at 2010.05.07 (12:42) by (URL) | [編集]
名無しさんへ
ありがとうございます。

家族や所帯を持っている上で避けては通れない道です。
人ごとではないな、と思いつつお手伝いしてます。
Posted at 2010.05.08 (11:57) by (URL) | [編集]
ご愁傷さまです
ねえさんお疲れ様!
ただでさえ葬儀って大変なのに
もっと大変だったでしょう~ホントご苦労様。
お友達、日本暮らしが長いとしても
やっぱり異国で頼りになるご主人をなくしちゃって
さぞ心細いだろうね。まだ娘さん小さいのに・・・

やっぱり微妙な部分で異国を感じるよね。
国独特の考え方があって
生でそれに触れることができて、いい経験になったね。
Posted at 2010.05.08 (12:01) by ぺろこ (URL) | [編集]
異文化体験
連休中はずっとバタバタしてて、この週末がやっとお休みって感じ・・・
って思ったら旦那は仕事↓
寝坊出来ると思ったのになぁ。ちっ。

隣国だから似てる文化も多いけど違う事も多いね。
やらなきゃいけない事は山盛り。
全てが片付くまでには数カ月かかりそうだよ。
大変だ~
Posted at 2010.05.09 (11:18) by (URL) | [編集]
名無しさん
名無しさんになってましたね^^;
わたすです。
みつまめ こと ソレイユです~。
ご苦労さまでした。
Posted at 2010.05.09 (18:32) by ソレイユ (URL) | [編集]
了解
正体が分かって良かったわー。
でも、そうかなぁ?って思ってたよw
Posted at 2010.05.09 (23:02) by (URL) | [編集]
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相変わらず定職には就いていませんが、脱・ストレスFree生活。なんだか色々始めちゃいました。
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